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まずは動かす

まずは「動く環境」を作ってみましょう。
動く環境まで必要なのはたった2ステップです。


※前提条件として既にApache、PHPの環境が整っているものとします。


Step1.解凍と設置

ダウンロードした圧縮ファイルをデスクトップに解凍します。
次に公開フォルダ内(※)に任意のフォルダを作成し、その中に先ほど解凍してできあがったフォルダの中身をコピーします。
任意のフォルダ名にはプロジェクト名などをつけると良いでしょう。
この例では任意のフォルダ名は小文字で dolem としています。
※公開フォルダとはApacheのhtdocsフォルダのことを指しています。

そうすると以下のような形になります。
htdocs
┗dolem
  ┣core
  ┣css
  ┣image
  ┣js
  ┣.htaccess
  ┗index.php


Step2.システム設定ファイル

システム設定ファイルを設定する必要があります(※)。
※ここでいうシステムとは先ほどつけた任意フォルダ名、すなわちプロジェクト名とイコールだと思って下さい。

設定ファイルのパスは
dolem/core/library/config/config.php
となります。

config.phpを見てもらえばわかると思いますがDOLEMは個別の開発環境や本番環境に動的に対応させるため、 switch文とサーバのホスト名(※)を使って分岐させています。
※ここでいうホスト名とは$_SERVER['SERVER_NAME']で取れる値。つまりURLのhttp://{{この部分}}の値を指します。
※例えばlocalhost, dolem.jp, 192.168.1.50 など。

こうしておくことで環境ごとに設定ファイルをいちいち書き換える必要がなくなります。
つまり逆にいうと分岐させている所が個別の設定が必要な個所ということです。

ワンポイント!
複数名で開発を行うのならば分岐に使うホスト名にはlocalhostではなく固定のIPアドレスを使いましょう。
例えばPC1には192.168.1.50、PC2には192.168.1.51、PC3には192.168.1.52…という具合にです。
そうすることで設定が重複することを避けることができます。
なおここではPCへの固定のIPアドレス設定方法については触れません。

ではconfig.phpの135行目あたりにある『基本ディレクトリパス設定』を設定していきます。
※Versionによって値は変更されていることがあります。
以下の部分を確認して下さい。
switch($_SERVER['SERVER_NAME']) {	// IPアドレス(又は固定ドメイン)
// xirasaya local
case 'localhost':
    define('PUBLIC_ROOT_PATH', 'C:\Documents and Settings\user2\My Documents\50_Workspace\workspace3.3.2');
    define('SYSTEM_ROOT_PATH', PUBLIC_ROOT_PATH. '/dolem');
    define('HTTP_BASE_URL'   , 'http://localhost/alias/dolem');
    define('HTTPS_BASE_URL'  , 'https://localhost/alias/dolem');
    break;
// 本番
default:
    define('PUBLIC_ROOT_PATH', '/var/www/html');
    define('SYSTEM_ROOT_PATH', PUBLIC_ROOT_PATH);
    define('HTTP_BASE_URL'   , 'http://dolem.jp');
    define('HTTPS_BASE_URL'  , 'http://dolem.jp');
    break;
}// end switch
ここで設定されている初期値は全てダミーです。

定数が4つほど出てきますが、まずは定数の意味を知る必要があります。
上記の『基本ディレクトリパス設定』で使われている定数の説明です。
定数名 内容
PUBLIC_ROOT_PATH
公開フォルダのパスとなります。
通常ならば$_SERVER['DOCUMENT_ROOT']の値です。
もしバーチャルホストを利用しているならばその値を設定します。
SYSTEM_ROOT_PATH
公開フォルダの直下に作った任意フォルダのパスとなります。
通常ならばPUBLIC_ROOT_PATH+任意のフォルダ名となります。
HTTP_BASE_URL
ブラウザから任意フォルダにアクセスするURLです。
ローカル環境であれば、http://localhost/dolemなどとなります。
本番環境であれば、http://{{本番環境のドメイン名}}/dolemになります。
公開フォルダの直下に作った任意フォルダに対してドメインの割り振りが済んでいる場合は、http://{{指定ドメイン名}}となります。
HTTPS_BASE_URL
SSLを利用したURLです。
ローカル環境であれば、https://localhost/dolemなどとなります。
※HTTP_BASE_URLで設定した値の"http"の部分が"https"に変わっているだけです。
SSL利用していない場合はとりあえずHTTP_BASE_URLと同じ値になるようにして下さい。


さて、『基本ディレクトリパス設定』のcase文を変更するなどして自分の環境にあった値に設定します。
ダミーの書式を参考に個別の設定をしてみて下さい。

ブラウザから'localhost'でアクセスする環境であれば、case 'localhost': 内の設定値を変更します。
固定IPアドレス、例えば'192.168.1.50'でアクセスする場合は、case 'localhost': をcase '192.168.1.50': に変更した後、その中の設定値を変更します。
固定IPアドレスを新たに追加する場合は、それように新たなcase文を追加する必要があります。
default: に関しては本番環境用になるのでひとまず設定する必要はありません。


これで完了です。

ブラウザから任意フォルダにアクセスしてみてください。
※当然ですがURLは先ほど設定した定数HTTP_BASE_URLの値と同じものとなるはずです。

ここまでの設定が正しくできていれば『HALLO WORLD』の文字列が表示されるはずです。
『hurry! settings system root path』の文字列が表示される場合は、定数SYSTEM_ROOT_PATHの値が正しくないか、 あるいはプロセスがcase文にうまく入っていないかのいずれかを疑ってみて下さい。

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